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『見かけの脚長差』と『真の脚長差』の見分け方 vol.2

『見かけの脚長差』と『真の脚長差』の見分け方 vol.2

2019/04/03

前回は脚長差の計測方法と真の脚長差といわれる棘下長にフォーカスしてお届けしました。

今回は『見かけの脚長差:臍下長』に焦点を当てて考えてみたいと思います。

『見かけの脚長差:臍下長』は『真の脚長差:転子下長』が無い状態を前提として計測されるもので、

『臍下長:臍または剣状突起から足関節内果までの距離』を測って左右差があれば、

この長さの差は骨盤の傾斜股関節の内外転によるものである。

参考文献 図解 四肢と脊柱の診かた P160

 

【進藤の考察】
前回vol.1の考察で述べましたが、
『真の脚長差:棘下長』を計測する場合、『骨盤のゆがみ、股関節の内外転、膝関節の伸展制限などの要因が無い状態で計測することが前提となっていますので、この時点で上記の文章にある
骨盤の傾斜股関節の内外転はないことになります。

ということは、骨盤の傾斜股関節の内外転の有無を証明するために、わざわざ『臍下長』を計測する必要は無いと考えます。

なので、『臍下長』を計測して得られるものは、体幹の捻れの状況が考えられます。

ここでさらに考えていただきたいのですが、

腰椎の骨折など変形が無く、体幹の捻れがある場合、これに伴って骨盤の傾斜に左右差が生じる可能性はとても高くなると考えられます。

そうなると、『真の脚長差:棘下長』が骨盤の傾斜股関節の内外転が無い状況で計測されたか怪しくなってきます。

 

そうなると、『臍下長』に左右差がある場合、『真の脚長差:棘下長』も骨盤の傾斜に左右差が生じた状態で計測された、『見かけの脚長差』の可能性が高いということになります。

 

あらためて『真の脚長差』をメジャーで計測するのはとても難しいことが良く分かりますね。

 

 

次回はいよいよ
vol3『TS法理論による真の脚長差と見かけの脚長差の見分け方』

をお伝えします

お楽しみに(^_-)-☆

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