『見かけの脚長差』と『真の脚長差』の見分け方 vol.1

2011/06/24
見かけの脚長差と真の脚長差

みらい堂整体院の院長ブログへようこそ!

 

今回、テーマを『見かけの脚長差』と『真の脚長差』の見分け方としましたが、

答えを簡単に書いても??????となってしまわれる方が多くなると思いましたので、

何回かに分けてお伝えしますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

第一弾として僕がリハビリの学校で学んだ脚長差の見分け方を考察します。

25年前に学んだことですがインターネットで検索しても上位に出てくる評価法なので

現在のスタンダードと考えていいと思います。

 

【学校で学んだ脚長差の見分け方】

視診で脚長差があると疑われた場合、次の方法で下肢の短縮が真のものかまたは見かけのものか判定する事ができる。

棘下長(骨盤の上前腸骨棘から足関節内果までの距離)に左右差がある時は一方の下肢が短縮していることを意味し、『真の脚長差』があると学びました。

『真の脚長差』が無いことを確認した上で、臍下長(臍または剣状突起から足関節内果までの距離)に左右差がある時は『見かけの脚長差』を意味しますと学びました。

参考文献 図解 四肢と脊柱の診かた P160

 

【上記の方法についての進藤の考察】

上記の方法はメジャーを使って計測するので計測ポイントが1mmずれれば1mmの誤差が生じます。その為5mmくらいは誤差範囲という事になりますので、5mm以上の脚長差を確認する方法といえます。

つまり、5mm以下の脚長差の有無を確認する事には適さず、0.1mmの脚長差を確認することはこの評価法では不可能といえます。

また『真の脚長差』といわれる棘下長ですが、骨盤のゆがみ(仙腸関節のずれ)、股関節の内外転、膝関節の伸展制限等によって変化するので、これらの要因をクリアした状態で計測しなければ正確な下肢長は計測できないと考えられます。

加えて、脚長差を考える上で足部の形状(扁平足等)は重要な要素になるが、棘下長ではこの部分が含まれていない点も脚長差を考える上で足りない部分と考えられます。

以上の事から棘下長は『真の脚長差』というより『足部を含めない0.5mm以上の脚長差』を評価する方法といえます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

このブログの質を高めていきたいので、皆様のコメントをよろしくお願いいたします。

 

次回は『見かけの脚長差:臍下長』を考えてみたいと思います

 

院長 進藤隆

 

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